先週、大学時代の友達のゆいが、日本から台北へ遊びに来た。団体のツアーは自由に動けないから苦手だと言って、一人で来たそうだ。ゆいは中国語がぺらぺらではないが、翻訳アプリがあるから大丈夫らしい。それで、私が二日間案内することにした。
一日目の午後は龍山寺へ行き、お寺の歴史について説明した。でも、難しい言葉が出てこなくて、結局スマホで調べながら紹介した。夜は士林の夜市へ向かった。週末だったので、通りは人でぎゅうぎゅうだった。屋台で台湾の名物の胡椒餅を買うと、ゆいは「熱い、熱い」と言いながら、うれしそうにもぐもぐ食べていた。
そのあと、顔より大きいフライドチキンも買ったが、ボリュームがありすぎて、二人とも半分で「もうだめ。おなかいっぱいになっちゃった」と笑った。ホテルへ帰る途中、ゆいは「一人だったら、こんなに楽しめなかったよ。本当にありがとう」と言ってくれた。でも、久しぶりに日本語でたくさん話せて、私のほうこそどんなに楽しかったことか。